新規顧客獲得コスト 19円の秘密

2012.01.25

1月24日

本日は私の先輩である村田さんの支援先でるネットショップ様のお話。このネットショップ様には私も一緒に行っておりそこの専務からはいつ様々な事を教えてもらっている。

このサイトのPPC広告の使い方が上手いとグーグルにも表彰されるほどのサイト様なのでもちろん村田さんからもどうすればPPC広告が上手く行くのかは聞いてはいたが本日改めて見ていくとどうやら村田さんは全ては教えてくれていなかったようだ。

一概に教えていなかったわけでもないが・・・この人はかなりの職人気質で基本的には教えないからパクれと言うスタンスの方なので仕方ない。まぁ、そっちの方が私の力にも成るのでその辺も含めて愛情を感じているが・・・。

では本題に入ろう!

このCPO(新規顧客獲得コスト)19円と言うのが商売をされている方なら何もいわずにビビる数字だと思うが基本的に適正な数字としてはリピートが望めない商品なら粗利金額がそのままCPOの限界値になりどれくらい払うかは経営者の判断になるのだが一般的にPPCの場合1,000円以内が目標で500円を切ると凄い!

また、この数字を無理やり作ろうとすると新規顧客獲得数が少なくなってしまうがこのサイト様はしっかり獲得されている。

PPC広告の基本的な考え方としてCPOを低くするには広告グループを細分化する事により検索キーワードと広告文とクリック後のリンクページとの差異を限りなく少ないくすることが肝心である。つまり究極は商品ごとに広告グループを作成することがもっとも効果的である。

とまでは、村田さんからなんとなくニュアンスは教えてもらっていた。

このサイト様のクリック率は1.59%と悪くないレベル。つまり、検索キーワードと広告文との差異はこの時点では驚くほどの数字ではない。

しかし、驚くのがクリックした人の成約率が95%以上。つまり、クリック後のサイトページにその秘密があると言うことだ。

そして、そのページを見ると品揃え方のお見せなのに目にいきなり入るのは4商品だけ!この商品を買っておけば間違いないと言わんばかりにである。そして、それらの商品は全て最安値。

つまり、その4商品をチョイスできるだけの商品知識と最安値で提供できるだけの仕入れ力などの総合的な商品力があって初めて実現していたと言うことである。

インターネットと言う飛び道具を使って小手先のテクニックを駆使しても、結局。商売とは商品ありきででしか語れないと言うことが身にしみた。

本日伝えたいこと『商品力・売場力・集客力・接客力の順番に大切って体系的に気付いた人は本当に凄い』

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