実店舗で昨年対比220%の花屋さん

2014.01.30

2014年1月29日

ネットショップで昨年対比220%と聞いた瞬間。

そこまで驚く事は無い。

しかし、今日は実店舗にて・・・創業40年以上も行っているのに(始めたばかりではないと言う事)・・・

店舗数はそのまま!

社員数もそのまま!

しかし売上は昨年対比220%以上と言う花屋さんとであった。(厳密には2年前から知ってはいたが・・・)

そこで、何をやったのかをすかさず聞いてみると!

 

これまで、100円の花を1回しか買わなかった人に2回買ってもらっただけだと仰る。

それを聞いて、私は直ぐに名簿の分析を徹底的にしたのか?新たな商品付加をしたのか?などと考えてしまったが・・・・

 

その会社の専務いわく、『これまで必要に迫られてしか花を購入しなかった人に、花を贈るシーンは他にもあると言う事を伝え続けてきただけです。それが、なぜか昨年やっと実りだしただけです』と仰るのだ。

そのお店の商圏内における、市場規模は3億円と言われていたのに、そのお店は現在、年商10億円。しかし、周りの花屋さんはどこも潰れていない。

 

要するに、競合の花屋さんのお客さんと奪っていないと言う事。

これまで、花を買わなかった人をお客さんにしていった結果だ!

つまり、市場を創りだしたと言う事。

 

そして、この花屋さんの経営のお師匠さんが非常に面白い言葉を残されている

『文化の無い企業や産業には発展性が無い』

 

要するに、文化を創らなという事は、既にその商品(サービス)を欲しいと言っている人に対して販売する事。

従って、そのお客さんをめぐって競合同士の奪いあいが行われる。奪い合いになれば大手資本に勝てないし、買ったとしても儲からないと言う事を言いたいのだろう。

 

似たような言葉は丁度2年前に聞いていた・・・

その時も感銘を受けて、ネットショップに置き換えて考えると、どう言う事だと様々な商材に置き換えて2~3ヶ月は真剣に考えた。

しかし、答えは出なかった。

 

そこで、私の出した答えは・・・

 

リアルの接客があって初めて可能な話でこの話とネットは違う!ネットの場合はどうすればシェアを奪えるか?を追求すべきだ!

 

と言う答えだった!

それから、2年間!シェアの奪い合いをしまくった。

そして、いくつかの必勝法を生み出した。

今は負ける気がしないが・・・

 

理想論を語れば喧嘩なんかしたくない。

孔子も言っているように・・・

大前提として、争いは行ってはいけない。しかし、もし!どうしてもするなら短期的に倒してあげるのが相手へ対しての優しさ!

(戦いが長引けば、両国とも疲弊し・・・その後に勝敗が決まれば、負けた国は立ち直れないからと言う意味)

 

戦い続けた2年が経ち・・・今、もう一度同じ言葉を聞いて今ならやっと、文化を創るという意味が分かった気がした!

※しかし、ここで気をつけないといけないのが分かった気がしているだけと言う事が大いにあるので、実際に行動に移して生きたいと思う。

 

本日伝えたい事:『どこまで分かったと思えば、本当に分かったのか?どこまで行っても分からないものである・・・』

人気記事ランキング

  1. なぜ、ユダヤ人にはお金持ちが多いのか?実はその理由は、単純だった?

    なぜ、ユダヤ人にはお金持ちが多いのか?実はその理由は、単純だった?/2021.11.22

  2. 社長という生き物についての解説書

    社長という生き物についての解説書/2020.04.13

  3. 達人に成る為の2万時間の法則

    達人に成る為の2万時間の法則/2014.04.24

人気記事ランキング一覧

種類別に記事を探す

編集長 がじろうの簡易プロフィール

  • ニックネーム:我時朗(ガジロウ)
  • 名前:佐藤隆史朗
  • 性別:男性
  • ペット:ころ

経営コンサルティング会社STRK(スターク)の代表を行いながら、本物のコンサルタントを目指す人が1人でも増える事を望みがじログを更新している。

我時朗(ガジロウ)
ブログの運営元 STRK