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『認める事の難しさ』と『その威力』

2014年10月18日

先日とある会社様へお伺いし、社員さんからヒアリングを行った。

ヒアリングの目的は、1人1人の『欲求』を探ると言うこと。

その会社や社員さんの『欲求』をしらなければ、それを満たす事は出来ない。

 

どこまで行っても、会社は人々を幸せにする道具に過ぎない。

この人々とは『社長』『社員』『仕入先などの関係会社』『お客様』の事を指すのだが・・・

 

道具とは、目的を達成するために存在する。

そして、目的に応じて、道具を変えて使用するのは当たり前の話。

もちをん、会社も道具なので全く同じ話。

 

上記の理由により、社員さんのヒアリングをしたのだが2人の面白い社員さんがいたので本日は紹介させて頂く。

 

私:『夢とか目標とか欲求とかご自身が一番大切にしている事など言葉遣いは何でも良いのですが、そう言った物ってありますか?』

社員Aさん:『私、夢が叶っちゃったんですよね!』

私:『ほぉ~~~!それはめでたいですね。どの様な夢だったんですか?』

社員Aさん:『健康に成ることです。今、本当に健康なのでこれ以上何を望んで良いのか?』

私:『そんなに体調悪かったんですか?』

社員Aさん:『実は、体内時計がおかしくなる病気の為に、自分の寝たい時間に寝れず、起きたい時間に起きれない日々が6年も続いていたんです。』

社員Aさん:『だから、この会社に入って2年半に成るんですが、毎日の様に遅刻をしてしまい。さらに、不規則な生活のため、胃が弱って、ご飯も直ぐに吐いてしまう生活だったんです。』

私:『それは、辛かったですね』

社員Aさん:『そうなんです。家族も私が意思が弱いだけだと思っていて辛さが分かってもらえず・・・』

社員Aさん:『ずっと、うつ病の治療を行ってたんですが一向によくならず・・・』

社員Aさん:『それが先日、別の病院に見てもらったら、体内時計が狂ってしまう病気だと言われ、薬を飲んだら1ヶ月で治ってしまったんです。』

社員Aさん:『だから、それ以来ここ2ヶ月は遅刻する事無く働けるだけではなく、ご飯も美味しくて!』

社員Aさん:『これ以上何か望む何て・・・』

私『それは、本当に良かったですね!でも何か次の目標を持つとしたら何かないですか?』

社員Aさん:『う~~~ん・・・・であれば、やはり、2年半も毎日遅刻するのにクビにしなかった会社とそれを見守ってくれたみんなに恩返しをしたいです。』

社員Aさん:『ただ、私あんまりそう言う恩返しとか恥ずかしくて苦手で・・・だから、売上を上げて恩返しできたらなって思ってるんです』

私:『素晴らしいですね!では、お手伝いさせて下さい!』

 

人は変わって・・・

※この方は、元々正社員として働いていたが、結婚されてお子さんが生まれたので現在はパートさんとして働いている方

 

社員Bさん:『給料は今のままで良いので、同じ給料で休みが増えたら嬉しいかも!』

私:『良いじゃないですか!その目標』

社員Bさん:『でも・・・正直。 子供の事とか全て考えなかったら、正社員として働きたいんですよね!

私:『えっ!給料は今のままで良いと仰っていたじゃないですか?』

社員Bさん:『給料はそのままで良いです。そうじゃなくて、少しでも長く働いて会社に貢献したいんです。』

私:『???』

私:『なぜ、そこまで貢献したい何て言えるんですか?』

社員Bさん:『私、実はこれまで自分でも数え切れないほどの会社を転々としていて・・・それは今考えれば全て私が悪いんですけど・・・』

社員Bさん:『入社すると、その仕事のやり方をせっかく教えてくれているのに、別のやり方の方が良いのでは?とはむかってしまい、どこの会社でも対立してしまい長く続かなかったんですよ!』

社員Bさん:『そして、勤めた社数が増えれば増えるほど、中途半端に様々な経験が付いて、余計にはむかう様になって行ったんです・・・・』

社員Bさん:『そんな私の短所を、この会社は始めて認めてくれたんです』

社員Bさん:『私が別のやり方の方が良いと言うと、この会社だけは、じゃあそれでやってと言ってくれたんです。』

社員Bさん:『そして、人生ではじめて認めてもらったら自然と長く働けて・・・長く働くと、これまでの短所だった『様々な経験』が面白いくらいに歯車がかみ合いだして・・・』

社員Bさん:『だから、この会社には本当に恩を感じてるんです。』

 

これらの、社員さんと採用したのが現在の専務さんなのだが・・・

実は、この専務さんも皆さんと同じ様な事を仰っていた。

 

専務:『私は、社長とこの会社に恩を返すために働きたいんです。』

私:『なぜそこまで言うのですか?』

専務:『この会社以外私を雇ってくれる所なんで無かったですからね!笑』

私:『???』

専務:『私が就職活動をしてる時は、30社ほど受けて全て断られたんです。』

専務:『だから、この会社が拾ってくれなかったら今の自分はいないんです!』

 

 

もう、だいぶ私の良いたい事は見えてきたと思うが・・・

一応まとめたいと思う。

 

要するに、認められた経験をした人は、人を認める事が出来る。

そして、認められた人は、長く働く事が出来る。

長く働けば、人は遅かれ早かれ育つ!

 

つまり、人を育てるステップとしては、①『認める(愛情)』⇒②『会社(上司)を好きになる』⇒③『厳しく接する』の順番のようだ!

ただ、ほとんどの人は、自分はゆっくり成長したくせに、人の成長は待てない人が多い。

そして、その人の事を否定してしまう。

 

特に、ネットショップ専業の企業は長くても15年の会社が多い。

そして、凄いスピードで成長してきた企業ばかり。

 

ちなみに、今回紹介した企業は創業92年の老舗。

老舗の古い部分もあるかも知れないが・・・

(ちょうど、以前に私が訪問していた100年以上の企業の時、私はそのスピードの遅さに歯がゆさを感じていたが・・・)

 

我々のような未熟者は、この様な老舗から学ぶ部分も非常に多くあるようだ!

 

本日伝えたいこと:『この記事を1度書き上げた状態でデータが消えたので、一瞬 メンタルをもってかれたと言うこと!』