お茶の生産のIT化

2012.04.27

4月27日

先日、お茶卸さんと話した。

そこで知ったお茶の業界について本日は書きたい。

お茶葉は大きく分けると100グラム①300~400円②800~1000円③1500~2000円の3つに分けられる。それぞれの価格の違いについて説明すると・・・

①の300~400円のお茶は2~4番茶が使われている。

②800~1000円1番茶のみ使用

③『被覆』や『手もみ』などの手間がかかっている。

ここで『被覆』を知らない不勉強者のために、『被覆』とはお茶を育てている間に1週間~2週間藁などで日光をさえぎる栽培方法。この期間によって『玉露』や『碾茶』と言った種類のお茶に分けられる。で、結局どうやんと言う話になるが、日光を浴びないお陰で苦味成分のカテキンが少なくなり逆に旨味成分のアミノ酸が増えて・・・・

昆布の様な味になる。

と偉そうに言う私もこの事はこの間お茶の教室に言ったので知ったばかりホヤホヤ・・・けどこのお陰で茶卸さんとも普通に話しできた。

その時の話で一番面白かったのがお茶生産のIT化と言う話だ。

現在、コンビニなどで販売しているお茶は全て鹿児島産だそうだ。お茶といえば静岡もしくは宇治と言うイメージだが現実は鹿児島。

では、なぜ鹿児島かと言うと安く作れるから。

なぜ安く作れるかと言うと以下の

①4毛作(南にの気候により可能)②畑の区画整備(静岡などの山に畑を持っている方は自分の畑が様々な場所に点在している事が良くある。しかし区画整備する事により収穫や手入れの際の人件費を半分にする事が出来るようになった)③全自動の機械の導入(茶葉を機械に入れてボタンを押せば製品になる。この事により夫婦2人で広大な面積を耕す事が可能)

このような一つ一つの効率化をIT化することによって達成しているそうだ。

農家がITで効率化!なにか違和感を感じるがこの間の日本農業賞の授賞式を見て思ったがそもそも農業とは論理的であり、科学なのだと思う。やっている人のイメージがおじいちゃんやおばあちゃんなだけであって・・・・・

本日伝えたい事『農業の本質は論理的であり、私の本質はデリケート』

 

 

 

 

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