2013年11月27日
先日、竹田城跡と天橋立に立ち寄った!
竹田城跡とは、山の上に存在するお城で、雲の上に存在する事から『天空の城』とうたわれており、車で中腹の駐車場に行こうとすると90分待ちと言う大人気のスポット
http://www.tetuya.co.jp/img_takeda/unkai.jpg
天橋立は言わずもながら日本三景の1つ!
この2つの観光地の共通点は莫大な観光収入を得ていると言う点だ!
ここで話が終れば
『・・・・・・・・で』と言う話だが、実は竹田城跡にはまだ続きがある。
地元の人いわく・・・
旅館の人:『本日はどこにいかれったのですか?』
私:『竹田城跡です』
旅館の人:『竹田城ねぇ~~!今凄いですね~』
私:『今凄いって?』
旅館の人:『天空の城って言われて凄いですよね!けど有名になったのはここ1年くらいですよ!』
私:『けどラピュタのモデル何ですよね!』
旅館の人:『それは無いと思いますよ!だって昔は地元じゃ有名な心霊スポットでしたから人が近づかない所でしたからね。』
この話を聞いて更に竹田城跡が凄いと思った!
この400年間、誰も気付かなかった事に気付いた人がいると言う事に・・・
朝方になると雲海が出来雲の上のお城みたいに見えると言う事に気付いた人がいると言う事・・・
その気付きだけにより莫大な観光客を呼ぶ事に成功している事実・・・
この観光地を見た後に天橋立に行ったのだが、その時ふと思った・・・・
『この又の下から覗けば、天にかかる橋に見える』と言う見方をされていなければどれだけ大きな観光収入減になっていたのだろうか?
年間270万人の観光客が来ると言われる天橋立。
車でも行けるのに観光客はリフトかロープウェーを使わなければ山に上れない・・・
その料金往復640円×270万人=17億円
宿泊代・お土産代・飲食代・雇用創出など・・・
大学の人が算出する経済効果は約270億円らしい(観光客1人で1万円の経済効果という計算らしい)
それが何年も続いている・・・
観光地を作るというのは『宝くじ』や『埋蔵金探し』などより遥かに高確率な宝探しのに感じられる。
観光地となる、既に存在する自然の素晴らしさに気付けるかどうかが成功の鍵になってくるとが・・・
それは実は企業にも言えるのではないだろうか?
いかに既に存在するもの中に宝を探すか!
無いものを作るより、あるもの気付く方が確実に成功しやすい!
それが、時に『その業界においては当たり前の技術』だったり、時に『その企業にとっては当たり前の考え方』だったり!
これを読んだ人も1度宝探しをしてみてはいかがですか?
本日伝えたい事:『ラピュタのモデルと思ってテンション上がりまくってたのに・・・』