2014年3月2日
私は、回りの人から『なんでそんなにメンタル強いの?』や『いつも極端過ぎる!』と言われる・・・・
実は、この2つの言葉には非常に関係が深い事が最近分かってきた。
まずは、『いつも極端過ぎる!』と言う言葉を言われる根底には・・・
私が草野球が嫌いだから!という所から来ている。
それは、野球をするなら、仕事をやめて毎日行いたい。自分の限界を知りたいから・・・
そこまでやらないのであれば、その時間が無駄だと感じてしまう・・・だからやり切れないのであれば、私は一切行いたくないと考えてしまう・・・
と言う考え方が根底にある。
話しは変るが、高校の先輩が私に残してくれた言葉に『本気でやるからおもしろい!』と言う言葉がある。
この言葉は未だに私の中心に存在する。
だからこそ、中途半端に行うのであればその時間全て無駄だと感じてしまう・・・・
っと!ここまでは元々私が知っていた私だ!
そして、最近更に色々と自分の事が分かってきた。
なぜこの『本気でやるからおもしろい!』と言う言葉に心が動いたのか?
それは、後輩のメンタルを強めようと自分のメンタルはどこから来ているのかを再度見つめている過程で色々な事が分かってきた。
私のメンタルの強さは確実に、高校野球を通して培われたのは言うまでもない。
毎日毎日『面白い事しろ!』と言う先輩の熱い期待。
もしも、それが面白くなければ『ボコボコ』にされると言う環境。
そして、たとえ面白い事をして笑いを取れても、調子に乗るなと『ボコボコ』にされる日々!
どうせ『ボコボコ』にされるなら笑いを取って『ボコボコ』にされようと決意した日々!
3日後には忘れるような理由で、6kgのダンベルでドツカレ、倒れこんだ体にそのダンベルを投げつけられる日々!
白目を向いて泡を吹きながら倒れていく同期・・・
120キロのストレートでのデットボールでは青タンすらできないくらい程、鍛え上げられた肉体・・・(どうやら殴られる続けると外部からの衝撃では青タンが出来なくなるようだ!)
乳首がちぎれる事もあった・・・
※ここであうまで断っておくが、私の代と先輩とはいまだに仲も良く、この時期の事は感謝しかしていない。この時期があるから今の私があるのは言うまでもない。
ただ、問題はこの環境をなぜ乗り越えられたのか?
そもそも、メンタルが強かったから乗り越えられたのか?
その事を考えると、私が保育園の時に抹茶ケーキを注文できなかった事を思い出した。
確かあれは、3歳くらいの時期。
私は本当にシャイだった・・・(今でも本質的なシャイは抜けていないが・・・)
売店形式の喫茶店(今で言うスタバの様な形式)での事。母親にケーキをおねだりしたら、母親がお金を渡すから自分で買ってきなさいと言い出した。
私が、恥ずかしがって買えないのを知っているくせに・・・
お金を受け取りレジの前で立ち尽くす事15分か20分・・・
確実に抹茶ケーキを食べたかった。
しかし、そのケーキの名前が分からない。
『これ下さい』と指を指して注文すればそれで終ったのだが・・・
それが出来ない。
『ケーキの名前も分からない馬鹿』だと思われたくない。
それは非常に恥ずかしい。
結局、そのまま母親の元に戻り、お金をそのまま返し一言
『おいしそうなの無かったわ!』(俺の知ってる名前の中ではね!本当にはあの緑色のめちゃくちゃ欲しかったけど!!!!!!!!!)
と強がる・・・
こんな事を3回程繰り返したと思う・・・
その度にこみ上げてくる悔しさ・・・
そして、初めての悔しい思いから3ヶ月か6ヶ月たった時に初めて自分でケーキを頼めた!
その瞬間、嬉しさがこみ上げてきたのはもちろんだが、それと共にこれまで注文できなかった分のケーキが非常に勿体無く感じた。
さらに、レジの前で味わった何ともいえない感覚。『恐怖』だったり、言えない自分への『悔しさ』を味わい続けた15~20分間の時間が本当に無駄だと感じた。
上記の様な話は、『夜トイレに行けないなど・・・』他にもいくつもある。その度に兄貴から馬鹿に日々・・・
そして、時間をかけて克服するたびに思う。
克服するまでの時間の苦しみが本当に無駄だと!
この頃から、『0:100』と言う発想が私に根付いてきている。
どうせ克服するなら直ぐに克服して直ぐに精神的に楽になりたい!
克服しないのであればチャレンジすらしたくない。
そして、小学1年生の時にあるルールができた。
『怖いと思ったら絶対に行わなければならない』と言うルールだ!
それから、このルールを粛々とクリアーする日々!
この日々が、あの高校時代を乗り越えた原動力だと言う事が最近分かってきた。
だからこそ、私は声を大にして言いたい。
自分が『メンタルの弱い人』と思っている人へ
①あなたは、喫茶店で注文を行う事は出来ますか?
②街中でナンパを出来ますか?
①が出来る人は絶対に②が出来ます。
そして、②が出来る人は、仕事において確実に失敗を恐れずに様々な事にチャレンジできます。
だから、結果を残し業績を上げる事が出来ます。
つまり、喫茶店で注文を行う事ができる人は業績を上げる事が出来ます。
メンタルですら再現性を持って強く出来る。
少なくても喫茶店で注文が出来るメンタルがある人は誰でもメンタルは強く出来る!
しかし、1つだけ注意しなければならないのは、メンタルを強くしたいと思った人だけに上記の話しは適応される。
それも、口先だけではなく心から思った人のみに・・・
社員や部下のメンタルを強くしたいのであればまずは、その人が本気でメンタルを強くしたいと思うようにしなければならない。
そして、その欲求は何かしらの『痛み』が必要な気がする。
『出来ない自分への悔しさ』『兄貴から馬鹿にされる日々』
何かしらの痛みが必要だと思う。
そして、その痛みに耐えられる様にするには、その痛みを超えた時に手に入るものが明確になっていなければ成らない。
私は克服すれば今より『カッコいい男』になると思っていた。
その社員さんの根源的欲求とその痛みががどの様にリンクしているかを心で理解できるまで説明しなければならない。
そして、その前には当たり前だが、その社員さんの根源的欲求とは何なのかを知らなければ成らない。
ほとんどの人が自分の『根源的欲求』に気付かずにそのまま死んでいってしまう。
その『根源的欲求』を一緒に探してあげなければならない。
『根源的欲求』とは・・・その欲求だけを満たせば、人生幸せと言い切れるもの!
それは、1言であり、それはシンプルな言葉だ!
本日伝えたい事:『まずは、あなたの根源的欲求とは何ですか?私のは『認められる』と言う事!私はそのためだけに生きている!』