2014年4月12日
仕事の定義を会社からお願いされている最低限の約束を達成するとした場合
うちの会社は以下の順番で各コンサルタントへ対して求めてくる。
①営業利益において2500万円以上(ここでの営業利益とは家賃や経理の人件費などの本部経費は含まれていないので製造業の貢献利益に一番近い数字だ)
※この約束を守ることにより、実質的な人権を獲得できる。
②営業利益2500万円以上を再現性を持たせる
③チームメンバー3人(自分含める)において営業利益3500万円以上(そのチームによって予算は異なるが初期のチームはこれくらい)
④勝手に営業利益2500万円以上稼ぐ人を育てる
⑤勝手に営業利益2500万円以上稼ぐ人を育てる事を再現性を持たせる
上記の要求に応えた瞬間を仕事収めと定義すると
私の場合は
①は2013年の仕事
②は2014年の仕事
③は2015年の仕事
④は2016年の仕事
⑤は2018年の仕事
そして・・・
①は2013年10月20日に終わった。
②は2014年1月19日に終わった。
④の勝手に営業利益2500万円稼ぐ人を育てると言うのは2014年4月8日に終わった。
既に私の後輩の1人は、2015年には勝手に2500万円を稼ぐ『力』を手に入れた。
この『力』とは具体的に何か?
①自分で問題を発見し②自分で解決策を考え③自分の判断で行動に移し④その効果検証を行える
私は上記のことができる人を『自立』していると言っている。
ここで少し話は変わるが・・・
先ほどの数字はあくまで、船井総研と言う看板があって成し得る技であり私たちの本当の力ではない。
実際には、上記の自立した人を1人社員に持つとその人に付く人たち全員で3000万円の営業利益を創出してくれるのが一般的だ。
また、私は④の自立した人を育てるためにあたりこの2ヶ月でかなり多くの事を学んだ。
※厳密には2年間ずっと育てているフリをしていたが実質的に私の後輩にとって必要だった事はこの2ヶ月間の出来事だけだろう
①期限を設けて短期間で一気に育てた方がお互いにとって費用対効果が圧倒的に高いという事
②直ぐに自立を求めてはいけないという事。(絶対に先に約束を守ると言う習慣を付けさせる必要があり、それが出来てから初めて自立を求めなければ人は潰れてしまうと言う事。)
③人は話を聞いていないという事。(先日この2年間言い続けてきた事をやっと後輩ができてきたので、私が褒めたら・・・・『何ですかそれ?』って質問された)
③圧倒的実力さを見せ付けなければ成らないという事。(あくまで必要なのは圧倒的実力さ!)
④予想をはるかに上回る時間を費やさなければ成らないという事
⑤自分が『任せる』と『放置』を一緒にしていた事。
上記の法則を知るために・・・また乗り越えるために本当に様々なことを行った。
①一緒に暮らしたり・・・
②約束を毎日させたり・・・
③その約束を破った際には罰ゲームを行わせたり・・・
④その罰ゲームに私も一緒に付き合ったり・・・1ヶ月間で延べ30時間くらい
⑤放置しないように私が5分で出来る仕事を10時間くらい時間を使って寄り添って見守ったり・・・
本当にこの2ヶ月は『私』と『後輩』に多くの『痛み』を与えた
そして、それと同時にこれまで2年間何をしていたのだろうと思う程の成長を与えてくれた。
ここであえて声を大にして言いたい
『人の能力に違いはない!』
『成長しない人は存在しない(ただ、あるのは速度の違いだけ)』
『人が育てば、どの様な事業をしても1人につき営業利益3000万円は稼げる』
『つまり、業績を上げられない事業など存在しない』
3ヶ月前の・・・・
『良い人財がいないから人を育てるのは難しい』や『そもそも向上意欲のある人間がいないから育つわけが無い』と嘆いていた私に言ってやりたい・・・
『お前、どこまでやりきってから抜かしてんねん!』と・・・!!
本日伝えたいこと:『今は達成感と・・・昔の自分へ対しての羞恥心を胸いっぱいに感じている今日この頃』