お金の使い方

2020.05.28

このブログを読む様な人にとって必要ないことかも知れないが・・・
こんな時期だからこそもう一度お金の使い方を見直したいと思う。

こんな時期とは、これからリーマンショックを上回る経済的混乱がくる可能性が非常に高いということだ。
恐らく、2020年7月8月あたりから徐々にことの大きさに誰しもが気づくと思う。

そして、そう言った経済的混乱期に1番大切なことは・・・

何が何でも『生き残る』ということ。

そして、生き残りさえすればその後には明るい未来が待っているということ。
リーマンショックの時も日経平均は1年半下がりづづけその後2年半は横ばい・・・
しかし、それから6年間は右肩上がりが続いた。

※これはあくまで投資の話をするブログではないので誤解のないように。
経済危機が来ないに越したことはないがきた時のために今から再度お金の使い方を意識する必要があるという話だ。

よくお金の使い方として
『生き金と死に金』『投資と消費と浪費』などの言葉を耳にしたことはないだろうか?

これらの対になる言葉は以下のように考えて良いだろう。

『生き金』=『投資』=そのお金の使い方によりさらにお金を増やす可能性がある使い方。

『死に金』=『消費(浪費)』=消費とはそれでお金を生み出す訳ではないが生きてく上で必要なお金。浪費とは生きていく上で必要ではないが人生に張りを与えてくれるお金の使い方。

2種類の投資とは・・・
1、高確率でお金が増える投資
2、お金が増えるかどうかさだけではないが増える可能性を秘めている投資

1は説明するまでもないので2を個人で例えれば交友関係や勉強などがそれに当たるだろう。
誰かと話をする為の時間や移動費や飲食代を使うなど。

企業としてで言えば研究開発費などであろう。
ここで言う研究開発費はすぐにリターンが得られるか定かではないチャレンジングなものだ。
車メーカーが自動運転や空飛ぶ車の研究にお金を使うことだ。

正直、これからAIなどが発達する時代は2にどれだけお金を使えるかが非常に重要になってくる。
AIが発達すれば資本力の大きな所がさらに勝ちやすくなる。
そんな中、大きなビジネスチャンスはAIが確率が低いから着手が遅れる分野を先に進めておくしかない。
とはいえ今回のような危機にも備えないといけないので1つの目安としては税引き前利益の30%をチャレンジングな研究開発費としてあらかじめ使うと言うことだ。

個人で考えても一緒。貯金できる金額の30%はチャレンジングな2にお金を使うと言うこと。

と・・・ここまではほとんどの方が理解してると思う。

そして、本日1番伝えたかったのは消費と浪費を正しく理解してから使うこと。
浪費も一定は必要だが・・・1番いけないのはそのお金の使い方を浪費と自覚なく使っている場合だ。

正しく消費と浪費を理解する

例えば私は岐阜に住んでいる。
岐阜の交通と言えば車がメインだ。
恐らく岐阜の多くの人の中には車は1人1台と言う感覚の人も多いだろう。
しかし私は寒い冬場も原付でしのいでいる。(岐阜の冬の原付は息ができない・・・)

コロナ以前の私は月に20日は出張をしており、岐阜にいる際もそんなに出歩かなかった。
そんな私が車を買った所でお金を生み出すことはできない。
税理士の先生から500〜800万円の車を節税対策絡めれば、ほぼ無料で乗れるスキームがありますよ。などの案内も受けた。
しかし、高級車に無料で乗れるかも知れないが・・・お金を産まないのでやめておいた。

また生き金として、時間をお金で買うと言う方も多い。
しかし、本当にその時間を有効に活用できているかどうか?再度確認してほしい。

5000円多く払うことにより30分移動時間が短くなったとしよう。
その30分の代わりに何をするか?それを実行に移して初めて5000円の価値が出てくる。
もしもその30分で少し早く家に帰り子供を公園に連れていけなかったのがいけるようになった事により家庭円満で仕事のクオリティーが上がり収入が上がるなら意味がある。
しかしこれが意味が持つのは相当ストイックに時間を使っている人に限ってくるだろう。
本当に浮いた時間ごとに明確に代替えに行うことを決めてからお金を使えているだろうか?

そう言う意味では到着時間の変わらないグリーン車は完全に浪費だろう。
(その時間に瞑想でもするなら投資なのかも知れないが・・・)

またウォーレンバフェットは飛行機のビジネスクラスやファーストクラスは絶対に乗らないと言っているほどだ。
(しかし、バフェットはアメリカ国内の移動が多いので世界を飛び回る人からするとビジネスクラスは距離やスケジュールによっては投資かも知れない)

繰り返すが・・・
浪費を絶対にいけないとは言っていない。
ちゃんと理解した上でお金を使わないといけないと言うことだ。
消費は生きていく上では絶対に必要だ。
あくまで最低レベルのグレードのみが消費であり、そのグレードをあげることは浪費であること理解しないといけない。

また、浪費も人生を豊かにする為には必要不可欠だ。
しかし、それを浪費と理解せずに行なっているのであればそれは改めなければならない。

今から4年間の間に1万円節約した場合。それを4年後に正しく投資すれば10万円になる可能性が高いと言うこと。

今から使おうとする浪費を10倍の値段でも使うか?と1度考えてから使うこと。
(大抵の場合は使う気が失せる・・・)

既にお金に余裕のある人はここまで細かく考えてお金を使わなくても大丈夫な人もいるだろう。
しかし、そう言う人にこそ上記をもう一度考えて欲しい。

以前にすごい利回りの運用実績を持っている投資家の人と話した際に利回りの運用実績が高くても資産が増えるとそれを失うのが怖くて
運用できる金額はそんなに増えないので資産は倍々ゲームでは増えないと聞いたことがある。

以前にも少し触れたが正直、節約した所で溜まるお金はたかが知れている。
しかし、生きていく為のお金が少なくて済むと大半のお金を投資に使いより大きなチャレンジができると言うことだ。
つまり、節約はお金を貯める為に行うのではなくお金を稼ぐ為に行うのである。

私は月の生活費は15万円もかかっていない。そうなってくると貯金という概念はほとんどない。
ほぼ全てを投資(勉強や事業など)に使える。

私の確定してる財産と言えば豚の貯金箱に行なっている500円貯金くらいだ。
これだけ残っていれば投資でどれだけ損をしても生きていく自信がある。

ただ、お金を使わないと経済が発展しない!という人もいる。

そんな方はムヒカ元大統領の話を聞いて欲しい。
70億人の人口が全て先進国の生活をした際に地球は何年持つのだろうか?
そもそも、そろそろ経済発展という幻想自体が厳しくなってきている。

では私がなぜ、上記のように経済の先を妄想しお金について考えるか?

それは、自給自足できる会社を作りたいからだ。
お金がほとんど必要ない社会を作りたいからだ。

その為には、初めはお金が必要だと今は考えている。
後にお金がなくても大丈夫な方法を知ればまた変わってくるかも知れないが、農業しかり漁業しかり1次産業はかなりギャンブル要素が大きい。

不作の時でも乗り切れる体制を作る為には初めはお金が必要な方法しか今は思いついていないから。

本日伝えたい事『このブログを読んでくれた人と5年後一緒に楽しく暴れまわって遊びたい』

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