商売における優先順位

2012.02.14

2月14日

船井総研では商売において大切な順番を①商品力②売場力③集客力④接客力としている。

商売とは簡単に稼げる事に越したことはない。またその様なビジネスモデルを求めなければならない。

上記の考えを実現するには一番手っ取り早いのは消費者がわざわざ探しででも手に入れたくなる様な商品を取り扱うこと。店に置くだけで売れるような商品。道徳に反するがこれの最たるものが麻薬なのかもしれない。

しかし、そんなものは中々存在しない。そこで商品を買い易く陳列する売場が必要であり、それでも売れない物に関しては集客を行う。

それでも売れない商品は接客をして販売する。つまり、接客ありきの業種業態はそもそもお客様が『そんなに要らないよ』と言っている合図なのかもしれない。

ここまではリアル店舗での話し。しかし、ネットショップでは集客策つまりSEO対策(検索時に上位表示されるための対策全般)をしなければお店自体の存在に気付いてもらえないのでネットショップにおいての優先順位は①商品力②集客力③売場力④接客力だと思っていた。

この間立ち上がった私の支援先にベビーカーや三輪車などの車輪の付いた商材を専門に取り扱ったサイト様があるのだがそこの成約率が0.28%ときわめて低い。

原因は集客の方法!

そのサイトでは現在ベビーカーをメイン商品に育てようとしている。従って集客もベビー関連を強めていた。しかし、このベビーカーと言う商材は特殊な性質を持っている。それは新商品がでてどこの店でも品切れになるほど売れた次の週には一切売れないと言うものである。つまり、売れる商品を売れるタイミングで在庫したお店しか売れないのである。

これが、現在仕入れと売場に現在は反映されていない中での強引な集客を行ったので成約率0.28%と言う奇跡の数字を叩き出した。そこで、集客をシルバーカーや車椅子などの売場の受け入れ体制が整っている所へ集中させた所成約率が1.48%に向上!

本日伝えたい事『やはり、商売の優先順位は変わらないと言う事をことごとく知らされた。』

 

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