事業成功の方程式

2014.01.15

2014年1月15日

良く、私がコンサルタントと知っている状態であう経営者の方には以下の様な質問をされる方がいる。

『最近、熱いのはどんあビジネスですか?』『どんな商材が儲かるんですか?』

 

答えは、『何でも良い』である。

 

やってはいけないビジネスや商材は少なからず存在するが基本的に何をやれば儲かると言うものなど存在しない。

従って『これをやれば成功しますよ!』と言う人が現れたとしたら・・・

基本的には『その企業にとって』と言う主語が入らない時点で絶対に嘘である。

 

しかし、これは言っている本人自身も、それが嘘だと思っていないので見抜く事が困難なため、口車に乗ってしまい易いものだ。

・・・と言ってはもともこもないので本日は事業を選ぶ基準をご紹介しよう。

以下の5つの視点で新規事業を企業ごとに当てはめて欲しい。

①時流に乗っているか?

②儲かるか?

③直ぐに1番になれるか?

④経験の延長上(本質的にと言う意味で)

⑤好きか?

上記の話を本当にしようと思うと一つ一つの言葉の意味を説明しなければならないのでそれはまたの機会にしよう。

 

それでは本日の本題である『事業成功の方程式』ついて

私はここ1年間は少し割合が減ったが基本的に新規事業ばかり行ってきた。

そこで成功する企業・・・途中であきらめてしまう企業・・・圧倒的に早く成功する企業・・・

様々な企業を見てきて気付いた方程式が以下のものである。

事業成功=事業規模<必要熱量

必要熱量=トップの熱量+その他の社員の熱量の総和(トップの熱量×熱の伝導率)

熱の伝導率=伝える力

要するに、その組織のトップがまずはどれだけ本気か?そして、それを他の人にどれだけ伝える事が出来るか?

ただそれだけと言う事が分かってきた。

 

最近メンタル的な話ばかりだから、とても胡散臭い奴に思われそうだが・・・

ただ、これを見た若手のコンサルの方は絶対にメンタル論から入らないで欲しい。

あくまで、売上を上げられる様になってからにして欲しい。

 

昔から、師匠の藤崎さんは売上を上げるだけなら簡単だ!

といっていた・・・

それを聞いて、率直に『ほんまかいな!』と思っていたが、ようやく最近その意味が分かってきた。

 

若手のコンサルタントは、そのレベルになってからにして欲しい!

そうでなければ、あなたに関わる全ての人が不幸になるから・・・

 

そして、ここからが一番大切なことだが、もしもその組織のトップの熱量が無い場合は、その事業を行わないように提案しなければならない。

そのような提案をしても、コンサルタントには一銭入らないが、それで良いのだ。

 

それでまた1つの企業を救う事が出来るのだから!

そして、初めは熱量があると思ったので、事業を進めてみたら、実はそんなに熱量が無かった事に気づいていしまった場合は・・・

 

自分がその組織のトップとして他の人に熱を与えていかなければならない。

そして、それが難しい場合は速やかに撤退の提案をしなければならない。

 

本日伝えたい事:『暑苦しい奴、世にはばかる』

 

 

 

 

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