『道』を究めるという事とは・・・

2014.09.22

2014年9月10日

私の師匠が、『昔の兵法書などを読みなさい』と仰るので最近『五輪の書』や『史記』などを読んでいる。

その中でも本日は、宮本武蔵の書いた『五輪の書』について、要約と感想文である。

『五輪の書』とは、『地の巻』『水の巻』『火の巻』『風の巻』『空の巻』の5つの章から成り立っている。

 

はじめの、『地の巻』では、宮本武蔵の経歴(自分は何歳の時にどんな凄い人を倒したかと言う自慢話)から入り、道を究めると言うスタンスを説いている。

そして、自慢をし終わった後に以下のような事を話している。

 

《地の巻 何となく要約》

私は、数々の強者に勝ってきたが、それはたまたま自分が運動神経が良かったので勝てただけであり、兵法の道を用いて、確実に勝てるようになったのは50歳を超えてからの事だ!

それにしても、近頃の若い奴は、みんな兵法の道をはっきりと理解している者がいない。

みんな、『葉隠』などを見て兵法の道を勘違いしている。(怒)

みんな、武士道とは、『死ねば良い』と思っている。

(※その覚悟があるだけでも十分凄いが、宮本先生はそれでは生ぬるいと仰っているようだ・・・笑)

 

『兵法の道』だけでは無く、世の中には多くの『道』と付くものが存在する。

たとえば、『茶道』『歌道』などのように様々な分野にそれぞれ道と言う物がある。

それらを『極める人』と言うのはみな、心のおもむくままに楽しみにながら突き詰めるもの!

しかし、兵法の道を楽しんで追求する者は稀である。

 

 

上記のように、『地の巻』では、本当に『兵法の道』を極めたいなら、楽しみながら、頑張りなさい!と仰っている。

 

次に、『火の巻』では、1対1の具体的な戦い方を説いている。

《火の巻 何となく要約》

太刀筋には5種類しか存在しないのので、その5種類の太刀筋に対する対応方法を体にする込めばそれで十分勝てるし、

さらに言えば、こちらが先にフェイントを入れて相手の太刀筋を5種類のうちの1つに誘導すれば、勝率はさらに増すよ!

また、足は飛び跳ねてはならない。なぜなら、飛び跳ねている瞬間を狙われたら身動きが取れないから!

また、調子(タイミング的な物の事を言う)と言う物があるので自分の調子を崩さずに相手の調子を読み取れば勝てますよ!

その他にも、姿勢の事など事細かに具体的な話をしている。

 

次に、『水の巻』では、1対1や合戦時の戦略について説いている。

《水の巻 何となく要約》

有利な場所を取りなさい。また、その場所に適した構えや陣形を取りなさい。

さらに、先手を打つことが何より大切です。

さらに、意表をついて相手の心を乱しなさい。

(五輪の書ないには具体的な心の乱し方も書いてあるがここでは割愛させて頂く)

 

次に、『風の巻』では、他流と宮本武蔵の流派との違いを説いている。

《風の巻 何となく要約》

世の中には、『長い刀の使い方を極める流派』や、『槍の使い方を極める流派』や『短い刀の使い方を極める流派』など様々な流派が存在するが・・・

どの流派も、何か1つの戦い方を極めると言う時点で、その道具が無ければ、使い物にならないので、確実に勝つための『兵法の道』としては相応しくない。

本当に、確実に勝つという事を追求するのであれば、1つの道具や戦い方にとらわれてはいけない。

 

また、練習方法においても、ある流派では扇子にて舞うことにより、肘から先の動きを体得する所があるが・・・

たとえ、その練習によって切れ味が少し良くなった程度では、確実に人を倒すという事は絶対に出来ないし、さらに甲冑を着た状態ではなお更無意味である。

大切なのは、5つ種類の太刀筋の対処の仕方や戦略部分であり、この様な細かいことに囚われてはいけない。

この様な細かい事を言う奴は、難しそうな事をいって門下生を集めて金儲けをしているだけなので許せない。

 

 

次に、『空の巻』では、『五輪の書』を極めた状態とはどの様な状態かを説いている。

《空の巻 何となく要約》

空(から)の状態とは、その周りに物体があるのを正しく認識しているからこそ、そこが空(から)だという事を認識できる。

つまり、この『五輪の書』を極めれば、それ以外の無駄な部分が見えてくるのでその状態になるまで精進しなさい。

 

 

ここから、やっと本日の本題に入りたい。

私の支援先で、雑貨の通販サイトがある。

そこは、元々月商300万円程度だったのだが、私が支援に行きだして、4ヶ月で月商1000万円を超えた。

さらにその後、店舗全体の粗利率が8%も上がったので、粗利額としは、昨年対比で820%に達した。

 

何をしたか?

①ただ値下げをしただけだ。

しかし、粗利率は以前と変わらない。

それまでの値段の付け方は、競合の価格を見ていなかったので、全商品価格をチェックし、勝負できるものは合わせてただけなので、粗利率自体は下がっていない。

 

②売れ筋の商品をメーカー直仕入れするようにした。

元々、輸入商材を、輸入会社経由で仕入れていたのだが、それをスペインのメーカーへ交渉して、直で仕入れられるようになった。

この1ブランドの仕入れが変わっただけで、全体の粗利率が8%も上昇したのだ。

 

 

ここで、また別の話をしよう。

粗利率を改善する方法としては、全商品のプライシングを、客の予算対から、『バレにくい値上げ』と『ワザとバレる値下げ』をする事により

売上を下げずに粗利率を2~3%改善する事とは可能だ。私の支援先で3社で行い3社とも結果をだした。

 

また、仕入れの仕方を大量ロットにする事により、全体の粗利率を改善する会社様も多い。

小売業において、粗利率が2~3%変わる事は非常に大きな意味を持つ。

それ故に、その方法は緻密で難易度は高い。

 

しかし、どこまでいっても、せいぜい5%以下の話。

5%以上粗利率を向上させようと思うと商流などのビジネスモデルを変えなければ成らない。

 

先ほど、話した雑貨屋さんは、非常に簡単なことをしただけだ。

①値下げ②商流を変える

言葉にすれば非常に簡単だが、誰でも簡単に海外メーカーへ交渉できる訳ではない。

 

むしろ、簡単だからこそ、そこまで大きく変える事ができただろうし。

そこまで、大きく変えたからこそ、昨年対比800%以上と言う変化をもたらした。

 

 

《宮本武蔵の『五輪の書』を読んだ感想》

本日伝えたいこと:『宮本武蔵も、私と同じレベルまでは来ていたのかぁ~!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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