世帯年収の維持 ~妄想の力~

2012.01.02

昨日の夜中から地元である滋賀県に戻り高校の野球部の仲間と久しぶりに再開した。

夜中の3時を越えると開いている店自体も無く『遊び場』と言うカラオケとビリヤードと漫画喫茶を時間内であれば自由に利用できるスタイルの施設に遊びに行ったすると1月1日のしかも夜中の3時と言うのに受けつけには40~50代のおばさんが2人受付を済ませた後、私は仲間に『いったいどういう事や!若い子をおいて置くようにしとけよ』と冗談めいて説教をした。

それから、ビリヤードをしても、カラオケをしてもすれ違う、その他の従業員もみな同年代のおばさんばかり。明らかにおかしい。

その商業施設は地元では15年前は比較的裕福な人々が住むベットタウンの入り口の一等地に存在しているのだが考えられるのは一つだけそのベットタウンの住人がローンを払うために奥さんが夜中働いていると言う事。

しかも、5:30分にドリンクを頼んだ時には若い女性にシフトが代わっていたのでおばさんが働いていたのはどんなに長くても深夜料金の10~5時の6時間(1時間休憩が入るので)自給1100円×6時間=6600円(正月料金の30%増しは今回は考慮していない元々夜勤のシフトに入っていなくて正月だけ入るのは考えにくいから)スーパーで750円×8時間=6000円を稼ぐのと大差ない。つまり、ここから何が言えるかというとこの40~50代の女性は夜勤だけをしている訳ではない可能性があるという事!

考えられるライフスタイルとしては、夜の10時から5時まで働き家に帰り8時ごろまでは朝ごはんや洗濯をしながら旦那と子どもを送り出し、そこから一息つけて9時には寝て15時頃に起き簡単な化粧と晩御飯の準備と終えた後に17時から20時ごろまでスーパーなどで3時間程度働き2時間の休憩後、また深夜に働きに行っている可能性があるということだ。

こう言う所に限って高級車が良く売れる。ここまで必死に住宅ローンを稼いでいるのに高級車を購入とは一見不可解かもしれないが実際にベットタウン内はBMWやベンツを良く目にする。つまり、一度手に入れた水準の生活を下げないために奥さんを夜勤させてでも維持していると言う事だ。

この一見相反する行動に見えるものは比較的多く見受けられる気がする。

キャバクラで一晩に何十万円も豪快に使う様な人でも妙に100円単位の金額をケチったりする。この様なこの様な人は何を考えているか分からないようで少し観察すると意外と単純な動きでかつ自分のお金の払える分野に関しては金に糸目を付け無いので非常に良質な顧客になりえる。

本日伝えたいことは本日私が行った一部の数字を元にした妄想がつまり『マーケティング』だと思う。今回は少ない数字から妄想を行ったが結局数字の量が多くても最後の最後はやはり妄想(仮説)を立てる無ければならないず、その妄想の質でマーケティングからの結果は左右される。

そして、最も大切なことは、妄想の結果が正しかったではなく。妄想したか(仮説を立てたか)だと思う。

妄想を立てない限り当たることは無く、妄想の精度が上がる可能性は皆無だからだ。

ちなみに、船井総研での『マーケティング』の定義とは、『顧客の近未来の心の動きを予測する事』である。

皆さんも是非妄想をしまくって欲しい。

 

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