2014年12月31日
今年最後を締めくくるべく、今年最高のノウハウを公開しようと思う。
※このノウハウは伝わらないであろう事は100も承知でここに記載しようと思う。
前提知識として、一般的に会社を創業して10年間続けられる会社は約10%と言われている。
つまり、90%の会社は10年を持たずに潰れてしまうのだ!
90%の降水確率は、もはや100%雨が降るといっても過言で無いくらいの確率。
つまり、あなたの会社が10年以上続いている場合は・・・
その会社の社長がどんなに頼りなくても・・・
どんなに信用できなくても・・・
どんなにスケベでも・・・
90%の不可能を可能にしている凄い人だという事を認めなくてはならない。
そして、ここで少し話は変わるが、『新規事業の成功確率について』
『新規事業』の定義を何にするかによって曖昧なため、人によっては成功確率は1%だとか3%だとか様々なな事が言われている。
※1年以上本気で取り組んだものを新規事業と呼ぶのか?1ヶ月でも試みたものを全て新規事業と呼ぶのかの定義の事を指す。
1%か3%がその辺の話は置いておいて、要するに会社を10年続けるのより更に難易度が高いと言う事だけがここでは伝われば良い。
なぜ、難易度が高くなるか?
それは、当たり前の事であるが、その組織において総合的に一番優秀な人が社長になる。
上記のルールは、揺るぐ事がない。
たとえ、社長よりも優秀な人物が現れた際は、その人物はその会社を去ってしまうからだ。
※これは船井幸雄さんからの受け売りだが・・・
つまり、社長と言うその組織で最も優秀な自分つが自分の人生や生活をかけて全力で挑み10%の成功確率を叩き出すのに比べて
新規事業とは、ほとんどの場合が、本業とは別に存在するために、社長とは違う担当者が責任者になるケースや酷い場合は
何かの仕事と兼務でやらせて置き、起動にのったら本腰を入れようと考える程度のふざけたやり方で新規事業を進める会社が多いため
自然と成功確率は落ちる。
やっとここで私の話に移るわけだが、私は支援先(クライアント)18社は全てネットショップであり、その殆どが新規事業だ!
そして、その全てが現時点において、昨年対比で業績が上がり続けてくれている。
以前からあと1社だけが業績が上がっていないと言う話をしていたと思うが、その会社も11月昨年対比198%になってくれた!
確率論だけで話すと、99%不可能な新規事業を18社上手く行っていると言う事は、99%の18乗であり
その確率は・・・
99.99999999999999999%の不可能を可能にしていると言えなくも無い。
※もちろん、上記の数字は全て支援先の実際に行い達成した数字であり、私が達成した数字では決してない。
ただ、私は運よく隣で見守れたに過ぎない。
そして、この運を再現性をもって呼び寄せる方法に成功した。
それが、今回紹介しようと思うノウハウである。
そのノウハウとは、『業績上げようと考えない!全ての数字の原因だけを追究するだけ』と言うものである。
私は、部下や支援先の社員さんには、業績上げようとしなくて良いと伝えている。
それよりも、重要なことは、今年と昨年の数字の違いを全て解明する事だと!
人は馬鹿ではない!
1年間に18回も交通事故を起こして、そのうち16回がよそ見運転で、そのうち15回が黒髪の長い女性を眺めていたのが原因だったとすれば・・・・
おのずと、その人は、運転前は一度スッキリしてから運転するようになるだろう!
原因が仮説を元に、業績アップのための議論を話し合うから、想像力の差によって業績アップ策を思う浮かぶ数が異なり、それはそのまま手数の量に比例して
業績を上げられる人と上げられない人の差が出てしまうのだ。
つまり、業績を上げられる人とは、『想像力が豊かで仮説を数多く立てられ、かつ行動力を有している人のみが業績を上げられる』
こんな人居るはずがない。
社長の様に、自分の人生と生活がかかっている極限の状態でなければ上記の事は成しえない。
だけら、新規事業は成功確率が低くなるのだ。
ふぅぅぅ・・・これでやっと本題に入れる・・・
そこで私がネットショップ用に編み出したのが、ネットショップ専用の原因追求シート!
原因を追究するように私の部下などに指示をしても、全員が辿り着くのが・・・
全ての数字の原因を追究する前に力尽きてしまうと言う事だ。
そこで、以下のシートは、どの数字が一番売上に対して、影響力があるのかを見るための物である。
売上を構成する3つの数字である『アクセス人数』『成約率』『客単価』を全て同じ『円』ベースにてカウントできるようにしたのである。
従来であれば、成約率が上がった下がったと騒いで居ただけだったが、それが売上にどれだけのインパクトを与えたのかが分かるようになったのだ。
そして、上記の表から一番インパクトの大きい数字を原因究明をさらに深堀すれば良い。
※実際の売上差と理論値が1円単位まで一致するのだが、この理論値を私の支援先の一部では『我時論値』とも呼ばれている。
上記の表であれば、客単価の上昇が一番売上に影響を与えているので実際に何が売れる様に成ったのかを調べた結果
10万円以上の商品が昨年より169%(個数ベースで)売れていた。
そして、なぜ10万円以上の商品が売れたかを調べると、高額商品のカテゴリーのアクセスが169%上がっていた事が判明。
さらに、そのアクセスはなぜ増えたのかを調べるために、SEOとPPC広告経由のアクセス別に調べると圧倒的にSEO経由のアクセスが増えていた。
つまり、上記の数字の変化は全てアクセスアップによってもたらされていた事が判明。
ここまで、売上増減の原因が明確に分かれば、業績アップのための策を1つ選べと言われて、売場改善を選ぶ人は居ないだろう!
本日伝えたい事:『人は馬鹿じゃない』