社会人になった途端 リモートワークになったあなたへ(恐ろしい働き方の癖)

2020.04.28

本日は、4月から社会人になったみなさんに向けて書きたいと思う。

みなさんは、色んな期待と不安を抱えながら新社会人になったと思う。
それなのに、入社したとたんリモートワークになったり、リモートワークでは無いにしろ通常の営業ができずに
「あれ?社会人って案外楽かも。心配してたのがバカみたい」と感じてる人もいるだろう。

私から言いたいことは1つだけ
「これまで歴代の新入社員より遥かに頑張らないといけない」ということだ。

その理由は以下の3点

①変な働き方が染み付く恐れがある
②今年1年間が今後50年間を決める
③そもそも結果が出し辛く認められにくい

①変な働き方が染み付く恐れがある
家で仕事をすると集中力が切れては仕事の効率が悪くなるので色んな気分転換と言うなの誘惑が存在する。
 1、いつでもスマホをいじれる
 2、気分転換にTVを見れる
 3、疲れたら横になり仮眠を取れる
 4、いつでも気軽にコンビニにいける
 5、就業時間ギリギリまでベットで寝てられるその延長に1分や2分遅刻してもバレない

初めは本当に5分や10分の気分転換で実際に効率が良くなることもあるだろう。
しかし、それは徐々に30分60分とずれる。
ただ真面目なあなたは、その分就業時間より遅くまで働きサボった分を取り戻そうと思う。
それがさらにエスカレートして、今日の分を明日頑張ろうと思い出す。

働く為のスタミナは体力とは別に存在する。
ここまでいくともう、まともに働き出すのが凄く辛くなる。

②今年1年間が今後50年間を決める
リクルートが以前発表していたアンケート結果に「ビジネスマンとしての働き方に1番影響を与えられたのはいつですか?」と言う質問に対して90%以上が新卒の会社の『初めのての上司』の働き方がその後のビジネスマンとしての働き方に影響していると言う内容だった。

これは私自身の経験を当てはめても、それは当てはまり、このアンケート結果を知ってから複数の人に私個人で質問してもみんな納得している結果だ。

ここで話は少し変わるが・・・
私が中学校1年の時に内申点についての説明を受けた。

生活態度が悪いとこの評価が下がり・・・
その評価が下がると良い高校にいけず・・・
良い高校にいけなければ、良い大学にいけず・・・
良い大学にいけなければ良い就職先にいけず・・・
良い就職先にいけなければ良い人生がおくれない

この様に説明を受けた私は、内申点こそが人生を左右するとてつも無く大切なものなのかぁ!と怖くなったと同時に
じゃあ、逆に小学校の時にしたイタズラは内申点に影響しないので、もっと小学校の時にイタズラしておけば良かったとも思った。

しかし、みなさんも既に知っているようにこれは真っ赤な嘘。
どんな偏差値の低い高校に言っても上手く行ってる人もいれば、そもそも中学校さへまともに行かなくて幸せな人もいる。

例え犯罪を犯したとして人生はいくらでもやり直しが効く。
ただ、1回の結果であればいくらでもやり直しが効くが・・・

『癖』となると難易度が一気に変わる。
癖を直す事ができないとは言わないがとても難しい。

自分の働き方おかしいと築くのは恐らく35〜40歳くらいだろう。
35歳くらいから同世代の人との年収などの違いを感じ出す。
そして、40歳になればその差は3倍など平気で起こる。

1.5倍の年収差(300万円か450万円か)は正直そこまで気づかない。
300万円でも派手な生活をしている人おいれば、450万円でも質素な生活をしている人もいるからだ。

ただ、3倍の年収差(300万円か1000万円か)は明らかに違いが出てくる。
車、家、外食頻度、海外旅行などなど・・・

35歳でこの違いに気づき年収の高い人達と自分がどの様に違うか興味を持ち色々勉強をして何を変えなければいけないか分かったとしよう。
※この行動ができる時点で優秀だが。

ただ、『癖』を直すのは非常に時間がかかる。
普通に考えれば、その『癖』が染み付いた時間だけ矯正しなければならない。
つまり、35歳=13年かけて染み付いた働き方の癖は13年かけて直す事になる。

すると48歳でやっと新卒1年目(22歳)のスタートラインに戻れるのだ。
そこから真面目に働いてコツコツ実績を積み重ね。
13年後=61歳(48歳+13年)の時にやっと35歳の時に目標にした同世代と肩を並べられるのだ。

61歳
70歳まで働くとしてもう定年間近。

上記のシュミレーションは35歳で気づいた想定。
40歳で気づいた時には癖を無くしスタートラインに立つ時には58歳になる計算だが・・・
恐らく、40歳の時にずっとバリバリ前線で働いていた同世代との差が激し過ぎ、この人達は特別な人で、自分には無理だと諦める可能性が高い。

③そもそも結果が出し辛く認められにくい
今年の新卒は上記の①と②の様な状況が誘発し易い環境が整っているだけでもきついが、さらに今から少なくても4年間は経済が活性化しな為、売上をあげようとしても中々結果が出づらい。
どうしても経営者に近ければ近いだけ結果をみてしまうため。認められる事が少なく。働く事が楽しくなる確率が減る。

ここまでの話をすると、夢も希望も無いだろう。

しかし、こんな状況下だからこそ逆に無限の可能性が存在する。

・リモートワークなら通勤時間が無い為その時間を仕事や自分を磨く時間に使える。
・結果が出しづらい中、必死に頭を使って結果を出そうとする人はのちにくる好景気の時に1番結果を出してくれる。
なぜなら、頭を使うという働き方の『癖』が付いているからだ。逆に好景気の時に入社した人は言われた事をしているだけで結果が出てしまったので不景気になり頭を使わないと結果がせなくなる。それまでに付いた「癖」を直すのは一苦労だ。

1歩間違えれば、上記のような最悪の結末を迎えかねない君たちだが、そこを乗り切った暁には歴代に稀にみるビジネスマンになっているだろう。

とここまで話したが。
1番残念なのはこのブログを新卒の新入社員は見ていないと言う事だ。

このブログは読んでいるのは経営者や経営幹部やコンサルタントの人たちだろう。

だから、みなさん達が新卒の人の面倒を今まで以上に見て欲しい。
特に直属の上司の人選とそのサポート体制。

今時流行らない厳しさと言うなの愛情が今年に関しては特に必要だろう。

実際私が新卒で入社した会社は、月に2日しか出社しなくて良いとても自由な会社だった。
倍率200倍を勝ち抜き国公立の大学から多くが入社していたが、上記の末路からビジネスマンとして離脱した人を数多く目の当たりにしている。
※今はこの会社も180度変わっているが、正直あの時代の新卒への対応はグロテスクと言わざるおえない。

そんな悲惨な状況が、会社側が望んでいなくても起こり得るのが現在のリモートワークだ。

ただでさえ売上が下がって大変でそこまで気が回らないのも重々わかるが。
今やれる事は限られているので、まだ決まって無い助成金の動向やコロナの動向をTVなどで見る時間少し新卒へのサポート体制に使って頂きたい。

結果に繋がらない事でも良いので、とにかく業務時間はパンパンになるようにして頂きたい。

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