道で迷子になった時は・・・

2015.02.02

2015年1月31日

先日ラスベガスから日本への帰路の際、出だしのラスベガスの空港にて5人で集団迷子になった。

 

空港に着いたのは朝の3:30!

空港に生物の気配が感じない。

 

自分たちが、どこで出国手続きをして良いのかさっぱり分からない。

5人の内、1人は英語がペラペラなのだが、人どがいない事には質問すらできない。

 

空港内にある看板をたよりに歩き回る5人!

ただ、看板の文字が読めてもそこであっているのかが分からない・・・

 

そんな中・・・

私がふと気づくと5人の中で、私だけがなぜか先頭をぶっちぎり他の4人より20~30メートルほど先に歩いている事に気づいた。

 

後ろの4人から・・・

『さすがガジロウさんだな~!英語も読めない・道も分からないのにぶっちぎりで先頭歩いちゃうんだもん!笑』

と言う声で気が付いた。

 

この時に、私が本能的に行っていた行為に気が付いた。

 

それは・・・

『迷子の時ほど、早歩きになると言う事に』

 

これは、経営においても一緒だ!

業績アップの仕方が手探りの時ほど、スピードを最重要指標にする。

※ここでのスピードとは、いつも言っているように、初動のスピードの事を指す。

 

スピードが速ければ、間違った道を行っていたとしても、気づいた瞬間に後戻りして、また別の道を進む時間が生まれるから。

 

トータルの歩く距離は長くなり、疲れるかも知れない。

しかし、タイムリミットまでにゴールに辿り着く確率は格段に上がる。

 

慎重に道を見定めているよりも遥かにその確率は高くなる。

初めて歩む道はどうせ分からない道なので一瞬考えるだけで十分だ!

 

ただ、早歩きをするだけであれば余分にお金がかかるわけでもない!

 

4年ほど前にネットショップの新規参入の際の数値計画を作成するのにはまった時期があった。

軽い気持ちで読むと、吐き気がするような複雑な数値を組み合わせて作られた数値計画を・・・

 

どの数字の根拠を聞かれても全てどこかの事例や検索ボリュームから作成しているので全てに

答えられえる数値計画を作成して私は得意になっていた。

 

恐らく、その時の私はここまで複雑な数値計画を作れるのはそんなにいないだろうと・・・

 

それを1年ほど続けて私の数値計画は雑になった・・・

上記の数値計画がどれほど無意味か・・・

※コンサルタントがこれを言っては語弊を招きかねないが・・・・

あくまで無意味に細かすぎるのは意味が無いという意味だ。

 

どれほど、予定通りに行かないか?

 

そして、『市場規模』と『正社員のレベルと人数』のみで数値計画を立てるというシンプルなものにしだすと

少しずつ精度が上がっていった。

 

見る数字が少なくなれば成るほど、その数字の達成度が上がるのだ。

 

そして、シンプルになればなるほど、やる事が少なくなればそれだけ進むスピードが速くなる。

そして、実際に進みだすと、妄想の数値計画から実数の入った現実味のある数値計画を作る事が出来る。

 

 

色々話が飛んでいるので、ここでまとめようと思う。

 

①一度も歩いた事のない道はゆっくり歩いてはいけない

②机上の空論を並べて立ち止まるのは持ってのほか

③そして、歩き出した経験を元に始めて、真剣にどちらに進むのかを考える

④人は不安になれば成るほど、無意識でスピードが落ちるもの!だからこそ意識的に早めなければならない!

 

本日伝えたい事:『ラスベガスに行った事をいまだに言いたくて仕方がないという事!』

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