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ランチェスターの法則に対する疑問

7月31日

上層部から『ノウハウ本は読むな。ノウハウは現場で真剣に向き合ったら勝手につくからどうせ本を読むなら小説を読みなさい』と言われて司馬遼太郎の『峠』を読み出して早半年。やっとの事で上・中・下巻を読み終えた。

要するに今日はこの本を読み終えての感想文を書こうと思う。

半年かけて読み終え一番初めに浮かんだ感想が題名の『ランチェスターの法則に対する疑問』であった。

そもそも、ランチェスターの法則とは?うちの会社が経営戦略を練る際に用いる最もポピュラーな理論である。

一般的に『ふわっと』ランチェスターの法則を捕らえている方にとってはゲリラ戦に持ち込めば弱者でも強者に勝ち得る可能性が高まると言う戦略として捕らえ方も多いだろう。

本日はもう少しだけ詳しく説明しよう。※あまり詳しくは書くのが疲れるのでまた直接聞いてください。

この理論の起こりは、1914年に勃発した第一次世界大戦時にフレデリック・ウィリアム・ランチェスターと言う航空工学のエンジニアが『孫子は100倍の兵があれば絶対勝てると言い、秀吉は10倍の兵があれば絶対勝てると言ったけど実際、絶対勝てるギリギリのラインの兵力って何倍なん』と言う疑問に対して第一次世界大戦時の戦闘機の数と勝敗を統計的な視点から答えたのが始まりである。

そして、出た答えが2.8倍と言う答えなのだがこの数字は武器の性能がある程度一緒であれば兵士のスキルやメンタルに左右されずに必ず勝てる数字だとされている。

このランチェスターの法則はそのまま日本においては商圏内のシェアをどの様に獲得するかの戦略のを立てるのに使われている。以下のシェアごとに戦い方が存在する。

74% 独占シェア
55% 相対的独占シェア
42% 相対シェア
31% 寡占化シェア
26% トップシェア
19% トップグループシェア
15% 優位シェア
11% 影響シェア
7% 存在シェア

元々は1対1の戦いにおいては両軍の兵士数を100%とした際に自軍が74%あれば絶対勝てると言う所からきているのだが、これはヨーロッパなど大陸で通用する話。日本のように領土が狭く商圏どうしがかぶっている場合は戦う相手が複数存在する。この様に5社以上の複数戦においては26%のシェアを獲得すれば商圏内における1番店になれると言う理論を元に戦略を立てる。

ここでやっと本題であるが、『峠』を見て『主人公の河井継之助の戦い方』を見て感じたのがこの兵士の能力や闘志に関係なく2.8倍の兵力があれば勝てると言う法則に対する疑問である。

峠は事実に基づいて作られた小説なのだが実際に戦場では、大将の一言で形成が逆転する事が多々存在する。つまり、兵士の闘志において戦局は大きく左右されている。

現在は情報が溢れかえる事により、『物』も『サービス』もある程度の品質を保たれておりそこでの差別化が非常に難しくなっており、どの業界でも人間による俗人的な差別化を出来ている所が輝きを増している様に思われる。

つまり、経営を考える上で自社が2.8倍の力(人・物・金・情報)を有していたからといってこれまで通り絶対に安泰と言うのは徐々に効かなくなってくるのではないかと感じる。

本日伝えたい事『継之助の様な思想が好きである。』

 

 

ボランティアが難しい時代

7月29日

先日、介護の関係で介護施設向けの旅行を行っているNPOにインタビューした際に別件で無料のデイサービスについて話を聞いた。

この無料のデイサービスとは私が勝手に想像したもので職員1人だけを雇いその人が地域のボランティアの人を統括・運営する事のより非常に低コストで無料のデイサービスを運営できないか?と言う話の実現性や問題点について聞いてみた。

すると『そんなのは既にいくつも存在するよ!ここから30m離れた所にもあるよ』と言う話を頂早速見学に行ってみた。

その場所は『須磨いる』と言う所で待ちの商店街に落ちる助成金を元に運営されており元気なお年寄りの憩いの場所の提供を行っている。

仕組みとしては、『須磨いる』に会員登録(年間3,000円)している高齢者の方は家事の手伝いなどをお願いしたい際は『須磨いる』にお願いすればワーカーさんと言うこれも『須磨いる』に登録費年間3,000円にて登録している会員さんに自給700円でお願いできる。

この自給のうち3割は運営側である『須磨いる』がもらい残り7割がワーカーさんがもらう。このワーカーさんとは65歳以上の元気な高齢者の方がほとんどだそうだ。

そして、これらの利用者やワーカーさんに対しての集客商品として誰でも出入り自由の憩いの場所の提供が存在する。

ここの事務局の柴田さんの話が面白かったので以下にご紹介しよう。

ボランティアが出来ない時代になってきている。元々ボランティアを行っている人々とは現在61歳や62歳の大学を出た女性ばかり。なぜこれらの人々がボランティアを行うかと言うと当時は大学を出ればエリートとお見合い結婚ができた。当時の結婚適齢期は24歳なので大学を出た女性の就職はほぼ存在しなかった。(2年しか働かないから)だからこそ大学を出た女性のほとんどはお見合い結婚をするのが常識でありエリートと結婚できるので専業主婦を行える。しかし、30~40代で自分のために一通り遊び飽きた人は元々大学を出るくらい頭は良いので力が有り余っているのでボランティアを行うそうだ。

現に兵庫県の介護系のNPO団体のトップは皆、上記の経歴の方ばかりだそうだ。※なぜ61~62歳が多いのか分からないが何かしらの理由がありそう。柴田さんはその時期最も仕事が無かったから特にお見合い結婚する人が多かったと仰っている。

しかし、現在は専業主婦を行える人が存在しないためにボランティアを行える人口が減っていると言うのだ。

上記の話を踏まえると今後、国からの助成金がさらに手厚くなる事は見込めず、さらにボランティアの労働力も見込めないとなればおのずと今後は介護で収益を上げられるビジネスモデルが必要不可欠になってくる。

その為には、モデルの構築も必要だがそれ以上に介護サービスへ対する高齢者やその家族のウォンツをニーズに移し変えていかなければならないと思う。

つまり、高齢者のためにあったらいいサービスを高齢者の幸せのためには無くてはならないサービスと言う認識に変えていかなければならない。

この様な想いから8月は介護系の専門誌になるべく訪問して啓蒙に協力するようにお願いしようと思う。

本当に最近好き勝手やっている。

『須磨いる』の柴田さんは私がどういう意図でヒアリングしているのか最後まであまり理解されていなかった。と言うのはうちの会社にとってのメリットが見えなかったからだ。だから柴田さんは『あんたこんな所でサボっていても良いの?』と心配してくれた。

恐らく、ほとんどの人がヒアリングの意図は分からないだろう。しかし、これが私の信じるマクロの善である。まぁ、この決断の良し悪しは判未来にゆだねたいと思う。

本日伝えたい事『90分30万円とか公演料金を取っている人々よりこう言う柴田さんの様な人の話の方がよっぽどためになる場合がある』

 

言語で伝えようとする事の限界

7月28日

先日友達から『好きって何なんやろう?』と言う古代ギリシヤの哲学者の様な質問を受けた。

この質問の最適な回答を私は持っているのか分からないがある1つの視点から見ると以下の様に2つに分ける事ができると思う。

①一般的に言われている付き合いたての感情である『好き』

②私の友達のようにある程度付き合ってから付き合いたての感情を失って入るが相手の事を大切に思っており、しかし、やっぱり付き合いたての感情とは違うことにより『好き』と言う感情に疑問を感じている人の求める『好き』と言う言葉の2つに分ける事が出来ると思う。

ここで話はいつもの様にぶっ飛びたいと思う。

あるドイツの大学教授は論文非常に興味深い発表をしている。それは『恋愛感情とは種の保存のためにDNAに組み込まれている』と言うのである。

話は原始時代にさかのぼる。人間の男性は出産を終えた女性を洞穴の中に赤ちゃんと一緒に残して自分は狩に出て獲物を洞穴に持って帰る。しかし、ここで注意しなければならない事はこの獲物は赤ちゃんのために持って帰ってきているが決して女性のために持って帰ってはいないと言う事である。子どもの生存のために獲物を運ぶが女性に対しては何の感情も無いのである。しかし、気が遠くなる年月が過ぎると共に人間は気づきだす。それは、赤ちゃんが一定の年齢になるまでは女性に面倒を見てもらっていた方が生存確率が高いという事に・・・!

そして、人間は男女が一緒にいるように恋愛感情と言うものを創ったのだと言う。そしてこの感情は約3年で切れる様になっていると言うのである。これは出会って3年すると子どもは2歳になっているのでそこからの生存確率は比較的高いからである。

という事は始めに話した①の『好き』と言う感情はDNAがもたらしたもので、②とはこのDNAの反応を超越した感情と言う事になる。この様な感情を抱いた人は人間の中で何%いるだろうか?1~2%?とか分からないが非常に少ない気がする。稀にいる死ぬまで熱々の夫婦の事だろう。

ではこの様な感情を言語化できるのだろうか?(ここでやっと題名かい!)

と言うより、そもそも言語によって感情を伝える事は可能なのだろうか?

熱いと言う感情を人生で一度も感じた事の無い人に言葉で伝えようとして欲しい。

・・・・

私には無理である。

つまり、そもそも言語が通用するのはその『物』や『事』を知っていると言う大前提の上に成り立っている。つまり、感情を言葉で伝えようと思うとそれは言葉を発する方も受ける方も同じ体験をし同じ感情を持った経験があって初めて意思疎通が可能になる。

皆さんの部下や社員に対してこれまでに無理な事言いなぜ理解してもらえないのか『悩んだり』『イライラ』した事は無いだろうか?

そもそも無理な話である。従って、組織において意思疎通をもっと早く深く行う答えは1つ。

同じ体験をしその出来事や感情に名前をつければその組織の合言葉をいくつ作るかと言うことである。

本日伝えたい事『今日は理論的な話をしたので、その分、女の子に受けるように今から星でも眺めよう!』

アソシエーションサイトとは

7月27日

本日は皆さんが今、大注目の『アソシエーションサイト』についてご説明しよう。

『アソシエーションサイトと言う言葉を聴いた事がない人へ』

何も恥ずかしがらなくて結構です。私の知る限りこの言葉を現在世界で聞いた事がある方は10人もいないでしょう!

なぜなら、私が創って伝えたのがその程度しか存在しないからです。

 

では、ここから本題に入りたいと思います。

『アソシエーションサイトとは何ぞや』?それは活性化するコミュニティーサイトと訳して頂いて全く問題ないです。私は今年に入りこのブログを書き出してから再三に私『これからSEOの時代が終わる。次はコミュニティーの時代だ』と発信してきたと思います。※発信しているのでまた見ておいてください。

現在、大手企業がこぞってこの企業コミュニティーサイトの活性化にお金をつぎ込みまくっている

では、『コミュニティーサイト』を『アソシエーションサイト』の違いとは?と言う話をする前にこのサイトの名前の由来からご説明しましょう。

それは、私の師匠的存在の(非公認)藤崎氏より以下の様な言葉をもらいました。

『そもそも、コミュニティーとは活性化しないものだ!ただ一定のセグメントで集められたもの同士が活性化するはずはなく、その集められる人たちはアソシエーションでなかればならない。アソシエーションとは一つの関心や想いのもとに集まった集団を指す。この様な集団で初めて活性化するための基盤が成り立つ』的な事を仰っていた。

コミュニティーを活性化するには細かいノウハウはかなり解明されているが最も大切なのはどの様なコンテンツをサイト上に設置するかによって90%以上が決まるのではないだろうか。

そして、活性化しているサイトのコンテンツを見ていくと、どうやら2種類に分けられる事が分かった。それは①育てる系コンテンツ②即効系コンテンツ

この①②の2つが存在して初めて活性化する。

①の育てる系コンテンツとは掲示板の書込みやブログなどの情報をデータベース化してあげるコンテンツである。例えば、何かしらの悩みを投稿とそのアンサーを一組と考えこれらの組をデータベース化してあげる。するとこの悩みと同じ悩みを持っている人がこのサイトで悩みを検索するとその瞬間に過去のアンサーを閲覧できる仕組みだ。しかし、難点がありこのデータベースがユーザーがわざわざサイトに着たくなるまでの価値を見出すのにどの活性化しているサイトでも約5~6年程度かかっている。

②即効系コンテンツとはユーザーが欲しい情報を運営者側が予め容易しておくと言うコンテンツ。このコンテンツがユーザーのニーズにマッチすれば本当に翌月にはアクセス2倍になることもある。しかし、難点としては他社にコンテンツを真似されれば優位性を失いアクセスもなくなり活性化しなくなってしまう。

上記の様にメリットとデメリットを考えると①②が必要なのがお分かりになるだろう。ちなみに私の知る①②が融合されているサイトは立上げ1年半で2,200万PVを達成している。

そして、やっと話が戻るがこの最も大切な財産である①を蓄積するためにはコミュニティーではなくアソシエーションでなかれば、情報が集まらず従って、永続的な活性化は存在しない。

本日伝えたい事『きっと『アソシエーションとは』で検索するとSEO1位なんだろうなぁ~(わくわく)』

 

 

ネットショップの価格競争

7月21日

本日は神戸レタスの橋本社長にお会いして色々話をした。本日はその中で面白かった内容をご紹介したいと思う!

①避けられない価格競争について②社員のモチベーションアップ③ネットショップの今後の課題

 

《避けられない価格競争について》

ネットショップを運営するにおいてほとんどのショップが価格競争を回避するべく様々な試みを行っていると思う。

①MD(品揃え)の強化②ネット上に出回っていない商品の仕入れ③プライシングの見せ方④CRM(顧客関係管理)⑤セット商品の開発⑥他店へ行かせないための商品ページでの動機付け強化(今だけ・これだけ・あなただけ・プレゼントなど)

上記の内容は商材によっては一定の効果は見込めるが価格競争を回避できると言うと嘘になると言わざる終えない。

さらに最近見られる動きとしては、ただ原価を安くすると言う意味合いだけではなく自社のこだわりを元にしたオリジナル商品の開発やつくり手の思いを消費者に伝えるなどの行動を小売店が取り出している。

『上記の様な流れの中で神戸レタスは今後どの様な事を行っていくのですか?』と質問すると・・・

『我々は価格競争をした事がこれまでないので分からない!お客様が欲しいものを欲しい価格で出していれば売れるし価格を比べられる事はないと信じている』

ネットショップの①商品②売場③集客④接客において最も進んでいるアパレル。価格もTシャツ100円やオーダーメードシャツ1980円などの価格が出始めている市場。はたから見れば想像を絶する厳しい戦いが行われている様に見えるが橋本社長いわくお客様の求めている金額が年々安くなっているので価格競争をしている様に見えるかも知れないが決して『どこどこのショップがいくらで売っているからうちはいくらだ!』と言う値段のつけ方はしていない。まぁ、中には価格競争をしているショップも存在するがそのショップがどうやって経営しているのか今後どこの向かっていくのか検討もつかない。

と話してくれた。非常に面白い。『値段が下がってきている』と言う現象を明確に2通りに分類しておられた。

この考え方によれば時代の流れが変われば自然と価格はあがるので無理に価格を上げる必要はなく、今の時代の求める価格で商品を提供する事(仕入れ)の方に全力を注いだ方が良いという事を仰られているのだと思う。

 

《社員のモチベーションアップ》

橋本社長が気をつけられている事の一つにこの『社員のモチベーションアップ』があるがその方法はとにかく『あきさせない』と言う事を何ども仰られていた。その『あきさせない』ための具体的な方法は『人事』と『テーマ設定』の2つだと言う。

上記のないようについてはそのままなのであえて注釈をいれないが非常にシンプルで分かり易く、面白かったのでご紹介した。

 

《ネットショップの今後の課題》

ネットショップの今後の課題は何ですか?と言う質問に対して橋本社長は『集客の場所がどこも固定化されだしている』点を上げられた。①『PPC広告の売れるキーワード』②『売れる雑誌』③『売れるモデル』④『楽天内の売れる広告』

現在の広告はネットショップを使う人用の広告ばかり。ネットショップを知らない人がまだまだ存在しているのでその人たちをどうやって引き込むか?これが出来れば・・・!と仰られていた。

確かに現在の主流は①SEO②PPC③アフィリエイト④雑誌などであり、これから3~5年後には集客の王座がSEOではなく、『場』を作り出した企業に移るといわれているがこれら全てはネット通販を使う人用の集客方法と言える。※一部雑誌が異なるが基本的には雑誌を見てネットショップに行く人は元々のネットショップ経験者が多い。

この課題の解をTVなどの大きな資本がなく 手にする事が出来れば、小売の流通総額の10%がネットショップの天井と言われて出しているなかでこの天井を突き破る事も可能なのではないだろうか?

本日伝えたい事『ギャル服の社長に会うので挨拶は『チョリースー』の方が良いのかと直前まで悩んだがやらなくて良かった。今月で一番良い仕事をした気がする』

 

 

/2012.07.22

~ラスト・トラベル~

7月18日

本日は滋賀県の介護タクシーを運営されている大西様の所にお話を伺いにいった。

介護タクシーとは高齢者の方が通院する際や買い物をする際に送り向かいをしてくれるタクシーの事指し、その会社によってただのタクシーとしての機能のみの場合やヘルパーさんが同乗してくれる場合などさまざまな形態が存在する。

今回お話を聞かせてもらった大西様の介護タクシーの場合はヘルパーさんも同乗する事により利用者の家族が付き添わなくても通院や買い物が可能と言う通常業務の他に旅行の手伝いも行っている。

旅行の手伝いと言っても普通の旅行ではない。高齢者の方が・・・特に余命が宣告されている方などが最後に行きたい所へ連れて行ってあげると言うサービスを行っている。

本日は数ある実際の話の中から熊本に里帰りしたおじいちゃんの話をしてくださった。

相談があったのはそのおじいちゃんの娘さんから!おじいちゃんは熊本生まれ熊本育ちなのだが年を取ってからは約17年間故郷に帰れていない。既に認知症が進んでいるおじいちゃんだがいつも口癖のように熊本に帰りたいと言っているので一度連れて行きたいのだが病状も芳しくなく介護をしながらの長旅は私一人では無理なので手伝って欲しいと言う話だった。

そこで大西さんは主治医の先生と相談をして万が一の場合に備えて主治医の先生から紹介状を書いてもらい旅先の熊本の病院を手配したり、長旅の際の休憩ポイントを入念に打ち合わせを行いおじいちゃんの体に負担が最小限になるように配慮して旅行プランをたてた。

しかし、当日おじいちゃんの体調がすぐれなかったのでそれまで予約していたホテルなどもすべてキャンセルしまたおじいちゃんの体調が良くなるのを待ちそしてようやく13時間の長旅の元に念願の熊本入りを果たしたそうだ。

故郷に帰るとおじいちゃんの事を親戚一同が出迎えてくれた。その中にはおじいちゃんのお兄さんも入っている老人ホームから外出許可を取り駆けつけてくれていた。そのお兄さんも既に認知症が進んでいるので親戚一同は会ってもお互い分からないだろうと思っていたが・・・

二人が会うと・・・

お兄さんがおもむろに弟の手を握り・・・

気づけば二人とも無言で泣いていたそうだ。

この里帰りから帰ってくるとおじいちゃんは徐々に元気になりハッキリしている時は旅行の時に着ていた赤い服を押入れから引っ張ってくるのが日課になっているそうだ。

一時はもう長くないと言われていたおじいちゃんだがそれから冬も越し今年の春には大西さんたちと一緒に花見も行い家族ぐるみの付き合いをされているそうだ。

 

私の文章では伝わらないかも知れないが何とすばらしい職業なんだろうと心から思った。

介護は暗い部分を非常に多く秘めている。しかし、この様な明るい介護が存在する事をもっと大西さんには発信して頂きたい。

また、凄いのはこの娘さんも凄い!介護をお金で買うと言う抵抗のある行為に踏み切ったという点である。既に介護施設が存在するから特に新しくないと思われるかも知れないが大西さんの様な旅行業は現在介護保険も適用されていないのでそれなりの金額がする。

また、介護保険が適用されているサービスについてもどこか介護は自分たちで行わなければならないと言う義務的先入観はいまだに根強く残っているのも事実。

しかし、その人の幸せだけを本気で考えた際に出た結論であれば本来誰が介護してもいいはずであり、むしろ任せた方が良いケースだって必ず存在するはずだ。

その結論を出した時に本気でそのおじいちゃんの事を考えていたかは必ず伝わるものだと思う。

この旅を通して多くの人が幸せになった。

『おじいちゃんとお兄さん』はもちろん。今では娘さんはよく『やれる事はすべてやったので何の悔いもない。今は本当に落ち着いた気持ちでいられるので、その時が来てもすんなり受け入れられると思います』と大西さんに語っているそうだ。そして、こんな素晴らしい1シーンに出会えた大西さんもその一人であろう。

ほんとに親孝行とは親の死を受け入れるための手段であり、究極の自己満足なのだと思うしそれで良いと思うし、そうあるべきだと思う。

本日伝えたいこと『みなさんも是非、自己満足して欲しい』

 

プロ意識とは?

7月16日

新幹線に乗ろうと電車を待っていると鉄ちゃん(鉄道マニアの総称)が一眼レフを片手にピクリとも動かずにお目当ての一瞬を待ちわびてスタンバイしている。そして、新幹線が到着!必死にシャッターを切る鉄ちゃん。何枚取っても首をかしげて納得のいかない様子。おそらく自分の理想としている構図が明確なだけにその写真が取れないと納得いかないのであろう。

おそらく他の鉄ちゃんの写真を見ては『この写真格好いい!!』と感じ自分も同じものを取りたいやさらに○○のアレンジを加えてもっと格好いい写真を取ってやると心に決めて本日の挑んでいるのであろう!

自分の理想の写真が取れるまで取り続ける姿はまさにプロ意識の塊だ!

 

ここで話はいつものようにぶっ飛びたいと思う。

良くテレビで見る人間国宝や町の職人のこだわりは・・・『ここまでこだわるか?そこまで気にしている人が何人いるのだろう?』と言うレベル!まさにプロ意識の塊である。

この様な意識の高い人が従業員だったらどんなにすばらしい事だろうか?

・・・・こんなに意識の高い人はそんなにいないのだろうか?

中小企業に良くお邪魔するが正直意識がずば抜けて高い方は非常に少ない。良く中小企業の社長さんは『ウチみたいな小さな所にはそんなに良い人は集まらないからなぁ~』と嘆く。

果たして本当にそうなのか?と言うより意識の高い人ってどんな人なのだろうか?

意識の高い人には2種存在すると思う。

①自分でレベルを上げていける人②高いレベルを落とさない人

人間国宝の人と直接話した事が無いので分からないがおそらくこの様な人は①の人なのだろう!そして、一般的に①の人の事を意識の高い人と呼ぶのだろう!

 

ここでまた話がぶっ飛ぶが我慢して欲しい。

私がご支援しているレンタル着物のネットショップ様の従業員の方は他では絶対にしていない様なサービスを行っていた。それは七五三の注文を受けた際にお客様の要望が5歳児用の商品であっても身長の記入欄から3歳児用を少し手直した方がぴったり切れると思ったら直接電話をしてお客様に確認をし裾あわせをしてあげてから商品を届ける。

実店舗のレンタル価格の4分の1の価格で行っているネットにおいてここまでの過剰サービスを行うと完全に赤字なのであるがこれこそ『晴れの七五三の日を気持ちよく過ごして欲しい』と言うプロ意識から来ているものであろう。

ではこの従業員の方は①の分類に当たる人だろうか・・・残念ながら新しいネットショップにおいてはどうやらそうではないようだ。従って、この方は②に属する方。

つまり、本日は何が良いたいかと言うと、ほとんどの人が②のプロ意識なら持っていると言う事!そして、この②のプロ意識を発動させるには一定期間、高いレベルの仕事を体験しなければならないと言う事。この高いレベルの仕事が身につくと逆に低いレベルの仕事は気持ち悪い感覚が沸いてくると思う。

つまり、意識の高い人が集まらないと嘆いている経営者の方は①の自分で勝手にレベルの高い仕事をしていく人を求めていると言う事であり、同時に自分では教育できないと嘆いている可能性があるのではないだろうか!

本日伝えたいこと『野球部で叩き込まれた礼儀はいまだに抜けないもの・・・人と会っている時は携帯電話を開く事ができない・・・そんな事をしたらまず体育用具室に連れて行かれる事は間違いないから・・・』

 

 

 

 

社長業は決断業! マクロの善とは?

7月15日

良く一般的に社長業とは決断業だと言われていると思う。

決断とは結果論から見ると必ず『善・悪』の決断が存在すると思う。※結果をいつの時点で見るかによっても異なるが・・・

従って、決断業を行うにあたっていかに最速で『善』の決断ができるかと言う事が求められる。と同時に『善』に対する軸が必要である。『何が善で?何が悪なのか?』

おのずとこの『善悪』についてはここ4年間くらいずっと考えてきたし私の全ての行動を左右する決断を全て上記のような考えの下決断することにより『善悪』の判断軸を確立しようと努めてきた。

今から私の善悪に対する認識を私の成長の過程と共に紹介したいと思う。

 

善悪に対する認識①:『善悪は存在する』

元々善悪について何も考えていなかった頃はその名の通り善悪は存在すると思っていた。

善悪に対する認識②:『その立場による善悪は存在する。そして全ての立場における善悪は存在しない』

これは、『新撰組における善』と『維新士における善』どちらかを悪と言えるだろうかと言うところから来ている。その立場においての善は存在するが違う立場においては悪になってしまう。つまり、全てに共通する善悪など存在しない。

善悪に対する認識③:『マクロの善の存在』

うちの創業者の船井幸雄さんは常に判断は『マクロの善』を行わなければならない。と様々な本で書かれている。しかし、具体的にマクロの善とは何なのかは教えてくれていない。少なくとも私が読んだ30冊程度の本の中では・・・その中最もその答えに近そうに書かれていたのが『マクロの善とは全ての立場を超越した善である』と言う言葉であった。それから私は全ての立場を超越した善とは何なのか?と言う事を考え続け探し続けている。これが見つかればどの様な状況下においてもブレない判断ができるはずである。

※余談ではあるが、この判断基準が明確に分かっているのであれば人は『損得勘定で動いた方が良いと思う』何が損で何が得なのかを知っていればである。しかし、逆に何が損で何が得か分からないのであれば『損得勘定で動いてはいけないのだと思う』そして、この判断基準が明確な方の行動は一般的な人から見ると『損得勘定では動いていないように映るのではないだろうか?』

 

善悪に対する認識④:『マクロの善とは』

先日上記の①~③までの話をある経営者の方に話した。するとその経営者の方は『新撰組は何のために戦ったのかな?維新士は何のために戦ったのかな?その決断が未来のためにある方が正しんじゃない?』と言われた。

上記の内容を聞いた瞬間、私に稲妻が走ったのは言うまでもない。

新撰組は『幕府の体制を守るため』維新士は『このままの体制では日本が先進国に遅れを取りいつかは属国になる可能性があるので幕府体制を撤廃し先進国の文化を吸収し今後も日本が独立し続けるため』

この様に考えれば、2つの立場の視点が『幕府を守ると言う立場』と『日本の未来を守ると言う立場』に分けることができ後者の方がよりマクロであると言える。つまりマクロの善とは立場の視点をより上位概念において行わなければならないと言う意味でこの判断基準に当てると『維新士の善』の方が『よりマクロの善と言える』だからこそ時代は維新士に傾いたと言う見方もできる。

現在の私のたどり着いた結論が正しいかまだ答えを出すことは非常に怖いが今後もこの『全ての立場を超越してたマクロの善』の研究は行い続けたいと思う。

本日伝えたいこと『最終的に愛とか感謝に落ち着きそうで怖い・・・・』

中小企業による大ブランディング時代突入

7月9日

本日は元博報堂の部長である高橋宣行さんにブランディングについて贅沢にも2時間半も教えてもらった。

高橋さんは以下の主だったキーワードを話された。

①ブランドとは何ですか?という質問に対して『なくてはならないと言われる状態』

②中小企業でもできるブランディングはどうせれば良いか?という質問に対して『スモール・イズ・クール 中小企業の方がブランディングは行いやすい』

私は最近ブランディングに携わる人に出会うと必ず行っている。そして、様々な人が様々な表現を行うが本日のブランディングの話が一番腑に落ちた。

ではなぜ中小企業の方がブランディングを行いやすいのかの説明をするために高橋さんのブランディングの流れを以下の様にまとめてみた。

①『なくてはならないと言われる存在になる』

↑↑↑

②そのために生活者と約束を行いそれを守り続ける。

↑↑↑

③上記の約束を何にするかが一番重要で、自社強みの中から最も伝えたいモノを何か1つだけを決める。そして、生活者の求めているものと重なりが大きければ大きいだけブランドは作りやすい。

下から順に行っていく過程をブランディングと呼ぶのだがこの工程の中で約束を守り続けると言う点で中小企業の方がトップの暑い思いが伝わりやすいので守りやすいと言う事からきている。

ただ、この約束を何にするかを決めるのが最も重要であり最も難しい。

元々博報堂はこの約束(コンセプト)を決めるためにマーケティングを行いそこから約束(コンセプト)を行っていた。しかし、既存の顧客や商品別の売上データなどを調べた後に出た約束(コンセプト)では他社に対して全く新しい差別化を行うのは不可能と言う思いから先にその会社にはこの様な約束(コンセプト)が会うのではないか?と言うアイディアからスタートし、そのアイディアの可能性をマーケティングする手法が確立していったそうだ。

上記のやり方には非常に共感できると主に私がインターネット通販の商材選定の際に行うプロセスとほぼ同じ動きをしている事に驚いた。

それにしても博報堂の元部長さんに会えるなんて・・・自分の会社の事を謙遜して『大した事ないですよ』って言う人が多いと思うけど・・・・やっぱりどう考えてもすごい。

本日伝えたいこと『船井総研に感謝』

 

 

 

私に悩みが無い理由  その③『受け入れる』

7月9日

本日は前回の続きで私に悩みが無い理由  その③『受け入れる』について説明したいと思う。

人は皆何かしらの視点(物差)を持っている。最良な仕事相手を探す上で『この人は嘘を付く人か?付かない人か?』などである。

この様な様々な視点の一つとして私には『受け入れられる人か?受けられない人か?』が存在する。

ほとんどの人は『理想の自分像』が存在すると思うがその理想と現実の自分のギャップに苦しみ悩む事が多いと思う。また前回話した『一つだけ悟る』と言う行為がし難いのが自分自身の事である。

多くの人は以下の様な思考の動きが行なわれているのでは無いだろうか?

例えば、理想の自分像が『言い訳をしてはならないし、自分の中で考えるだけでもそれはかっこ悪い』と言う物が存在したとする。

そして、ある時に野球の試合に『最も可愛いと思っていた女の子がわざわざ自分のために応援に駆けつけてくれたと言う事実』と『それによって自分でも信じられないくらい嬉しくてテンションが上がったと言う事実』と『その日は一切結果が出せなかったと言う事実』この3つの事実が重なった瞬間に一瞬でも『今日はあの子が着てくれたけどその為に集中できていなかったのかなぁ』と思ったにも関わらず、一瞬でもその子のせいにする自分はかっこ悪いという想いからその様な事は考えていないと思い込む人が非常に多いと思う。

つまり、無意識のうちに人は言い訳を行なっているがその無意識の言い訳をしたと言う事実を自分で認められない人が非常に多いと思う。

この様な思考の動きをしている人は『自分を受け入れていない人』と私は呼んでいる。もしも上記の場合に『自分を受け入れられたら』どの様な事になっていたのであろうか?

『あぁ~俺はこう言う場合は無意識に言い訳をしてしまう人間なんだな~』『しかし、言い訳をするのはかっこ悪いから次からは言い訳をしないようになるべく気になる女の子には応援に来ないようにお願いしなければならないなぁ~』と言う様に次の一手を打つ事により結果的に今後、言い訳をしなくても済むように改善策を打つ事が出来る。

しかし、もしもこの言い訳をした事を認めてあがれなければ改善策を考える事は絶対にありえない。つまり、自分を受け入れて初めて前に進めるのである。

そして、これは自分に対しても他人に対しても同じ事が言えるし、この事を行なえなければたった一つの事柄を『悟る』事も至難の技と言えよう。

私のつたない文章でどれほど意味が伝わったか非常に怪しい所ではあるが、恐らく私はこの『その①』『その②』『その③』と言う考え方を行なうから悩んだ事が無いのではないかと思う。

本日伝えたい事『上記の内容以外に私に悩みが無い理由があるとすれば・・・アホやから?』